先駆者たちのMY RANGE ROVER - ゴニルさん(超新星)

Text: Fumio Ogawa ・ Photos: Maciej Kucia @ AVGVST ・ Styling: Kaz Ijima ・ Hair: MOURI @ CUTTERS ・ Make-up: Yoshiko Kawashima

未知なる領域を走破していく……そんなレンジローバーとシンクロする各界の「先駆者」に、レンジローバーのオーナーならではのエピソードを語ってもらう連載企画。第1回目のゲストは韓国のヴォーカル・ダンスグループ「超新星」のゴニルさん。日本におけるK-POPブームの先駆者は、中学生にしてレンジローバーの魅力に気づいた、トレンドセッターでもあった。

韓国の人気ヴォーカル・ダンスグループ、超新星。ラップを担当するゴニルさんは、レンジローバーの大ファンだ。なにしろ、スポーツ、VOGUEと、2台のレンジローバーを乗り継いできている。

流暢な日本語を駆使し、アップテンポなリズムに合わせて187cmの長身で美しく踊る姿で、日本にもファンの多いゴニルさん。人気の理由は、超新星としての活動だけではない。俳優としての活動、今昔のモードに通じているファッショニスタとしてのコメントなど、幅広い活動ぶりゆえだ。そんなゴニルさんとレンジローバーとの出合いはいつだったのだろうか。

「僕がロンドンに留学していた中学生の時です。繁華街で初めてレンジローバーを見た時、存在感の大きさに感動しました」

当初、米国製ジープに対抗できるオールテレイン(あらゆる路面を走れる)型オフローダーとして企画されたランドローバー。フラッグシップモデルであるレンジローバーは、1960年代に、スペン・キングとゴードン・バッシュフォードという2人の技術者と、デザイナーであるデイビッド・ベイチュによって、その技術を一般道向けのクルマに適用すべく企画された。

ちなみにゴニルさんの誕生年月は1987年11月だから、レンジローバーの誕生から約17年経って生まれたことになる。オリジンは本格4WDだが、革内装を備えて、雰囲気は贅沢。“そんじょそこらの高級セダンよりも高級”とロンドンで評されていた。さらに、エアサスペンションや高性能エンジンといった新技術採用に積極的だった。ゴニルさんが出合った時は、最先端を行くSUVとしてのポジションがしっかり定まった時期である。威風堂々たるボディが放つオーラを感じたゴニルさんは、「僕もこれに乗りたい!」と強く思ったそうだ。

「デビューしてすぐ僕は、韓国でレンジローバーを注文しました。価格は日本よりかなり高いのですが、ソウルを中心に韓国でのレンジローバーの人気はかなりのものがあります。周囲はレンジローバーが高級車の中の高級車と知っていて、“20代でこんないいクルマに乗ったらこの先乗るものがなくなってしまうよ”と助言してくれる人もいたぐらいです」

「若い時にいいクルマに乗らないほうがいいという意見に僕は反対です。20代という感受性の高い時期にいいものに接していたほうが、年齢を重ねていってから人生に対する余裕が違うような気がするのです」

テレビ画面やスクリーンで見るのと同じ笑顔を見せて、長い脚をもてあますようにしながら、ゴニルさんは、レンジローバーが自分にとって正しい選択だったと語る。

「レンジローバーで好きなところは、まず雰囲気ですね。外観もそうですが、内装のデザインが大好きです。室内は静粛性が高くて、乗り心地は快適。オーディオの性能も高いので、音楽を聴くにも最高の空間です。曲を作るとき、トラックをプレイしながら、歌をつけてみたり、ラップを乗せてみたりします。それでいい曲が出来るとiPhoneで録音して、メンバー全員にファイルを送ります」

レンジローバーを評価するキーワードに、能力が高いことを意味する「capability(ケイパビリティ)」がある。ゴニルさんにこの言葉から連想するものを尋ねると、ソウルでのある日の出来事を思い出すと語り出した。

「僕はその日、(IT企業などが多くある高級住宅地でもある)江南(カンナム)にいたのですが、仕事場に行こうとしたら、雪が降り出しました。ソウルは北緯37度。日本だと新潟や福島と同じぐらいの緯度なので、冬はとても寒いんです。雪も降るのですが、江南に多い欧州の高級セダンは、その準備もなく、立ち往生して動けなくなっていました。でも僕のレンジローバーは雪だろうが、ふだんとまったく変わりなし。白くなったソウルの街を走り抜けて目的地まで辿り着けました」

ふだんは少し着座位置が高い高級車。でもいざとなると、どこでも走破する頼もしいオールテレイン・ビークル。そんなレンジローバーのcapabilityが頼りになるとゴニルさんは言う。

「レンジローバーで行きたい場所はどこだろう、と考えることがあります。アラスカとかアイスランドでしょうか。なにしろ、レンジローバーのダッシュボードに並んでいる装備のうち、テレイン・レスポンスとかヒルデセントコントロールなど、使っていない機能がけっこうあるんです。レンジローバーの走りのよさを考えると、すべて使いきって楽しんでみたいです」

ゴニル
1987年生まれ。メンバー全員の身長が180cm以上というモデル並みのスタイルと甘いマスクに加え、高いパフォーマンスで評価を得ている韓国のヴォーカル・ダンスグループ「超新星」のラップ担当。グループで1番の長身であり、俳優としても活躍。日本のファッションや音楽にも造詣が深い。

Jaguar Land Rover Limited: Registered office: Abbey Road, Whitley, Coventry CV3 4LF. Registered in England No: 1672070


※燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。実際の走行時には気象・道路・車両状態・運転・整備などの条件が異なってきますので、それに応じて燃料消費率は異なります。
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