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1970年の初代モデル誕生以来、絶え間なく進化してきたレンジローバー。 すべてが洗練されたこの世界最高峰のSUVは、比類ない能力と際立つデザイン、先進的なテクノロジーを備えています。 ここではラグジュアリーSUVを牽引してきた、レンジローバーファミリーの歴史をご紹介します。
1969年 - プロトタイプのレンジローバーVELAR
初代レンジローバーの原型となったプロトタイプの秘密を守るため、開発に携わったデザイナーとエンジニアは、ベールやカバーを意味するイタリア語から「VELAR」という名前を付けました。 最初の26台の試作車両には、この「VELAR」のバッジが装着されていました。
1970年 - 3ドアの初代レンジローバー
コンセプトカーVELARの成功を受けて、初代レンジローバーが世界初公開。 高性能と美しいデザインを融合したまったく新しいこの車は、多くの称賛を集めます。 フルタイム4WDを搭載した初のモデルであり、分割式テールゲート、クラムシェルボンネット、途切れのないウエストラインなどの特徴を備えていました。
1981年 - 4ドアのレンジローバー
デビューから11年後、4ドアのレンジローバー クラシックが登場し、増え続けるレンジローバー愛好家にさらなる選択肢を提供しました。
1994年 - 第2世代レンジローバー
さらに高級感を増した第2世代のレンジローバーは、アイコニックなシルエットに加えて、従来の丸型に代わる角型ヘッドランプなどのデザインを採用。ひと目でそれと分かる個性を備えていました。
2001年 - 第3世代レンジローバー
絶え間なく進化を続けるレンジローバーは、第3世代でシングルシェルのモノコックボディを採用。 デザインはイタリアRiva社のスピードボートからインスパイアされたもので、車内のメタリックフィニッシュも最高級ヨットの装備からヒントを得ていました。
2004年 - レンジストーマーコンセプト
コンセプトカーの「ストーマー」は、レンジローバーの未来のデザインを具現化するとともに、最新の車両テクノロジーを大胆に採り入れていました。
2005年 - 初代レンジローバー スポーツ
ランドローバーのパフォーマンスへの取り組みを具現化した、レンジローバーファミリー初のスポーツSUV。 4.2ℓスーパーチャージドエンジンなどを搭載し、俊敏なパフォーマンスを実現。 また、オン/オフロードともに快適な4×4ドライビングをもたらすクロスリンク電子制御エアサスペンションを搭載。 自動車高調整機能は、この車のダイナミックなパフォーマンスにふさわしい新機能のひとつです。
2008年 - LRXコンセプト
斬新なクロスクーペスタイルのコンセプトカーは、ランドローバーデザインチームの大胆かつ進歩的な一歩を示したものです。 オフロードドライバーをターゲットに、ランドローバーの比類ないオールテレイン性能を継承しながら、ジャーナリストから「futuristic(未来的)」と称されたインテリアも備えていました。
2011年 - レンジローバー イヴォーク
多くの自動車賞に輝いたレンジローバー イヴォークは、2010年のパリモーターショーで発表し、一躍話題の的となりました。 このラグジュアリークロスクーペは、レンジローバーデザインを新たに解釈したスタイリングをはじめ、LRXコンセプトカーの特徴を数多く反映していました。
2012年 - 第4世代レンジローバー
SUVで初の軽量オールアルミニウム製モノコックボディを採用した第4世代のレンジローバー。伸びやかなホイールベースやフローティングルーフなどの象徴的なデザインを受け継いでいました。 また、ランドローバー独自のテレインレスポンス®は、次世代のシステムを導入。 地形に合わせた最適な車両設定を自動的に選択できるようになりました。
2013年 - レンジローバー ハイブリッド
レンジローバーファミリー初のハイブリッドモデルは、優れた燃費効率とCO2排出量を達成するとともに、何より重要な要素として、卓越したパフォーマンスを少しも犠牲にすることなく備えていました。 その成果を実証するため、究極のオフロードドライビングテストを敢行。英国のソリハルからインドのムンバイまで、シルクロードやヒマラヤ山脈を含む総距離約16,000kmを走破しました。
2013年 - 第2世代レンジローバー スポーツ
第2世代レンジローバー スポーツの発表では、ジェームズ・ボンド俳優のダニエル・クレイグがお披露目を行うため、ニューヨークのストリートを一時閉鎖。効率性をさらに高めた3.0ℓ V6エンジン搭載の新型車が登場しました。
2015年 - レンジローバー スポーツ SVR
究極のハイパフォーマンスSUVを求めて開発されたレンジローバー スポーツ SVRは、ランドローバーのスペシャルビークルオペレーションズが手がけた初のモデル。 ランドローバー史上最速を誇り、息を飲むようなドライビング体験をもたらします。 その圧倒的なパワーは、クワッドエキゾーストハイプや専用リアスポイラーなどのデザインからも想像できます。
2015年 - レンジローバー SVAutobiography
ラグジュアリーと洗練の頂点に立つレンジローバー SVAutobiographyは、レンジローバー体験を再定義する究極の一台。 リアエグゼクティブクラスシートやブラッシュドアルミニウムフィニッシャー、 エクステリアの専用カラーパレットなど、レンジローバーの最高峰にふさわしい贅沢な装備と仕様を網羅しています。 新たに登場したSVAutobiography Dynamicは、際立つデザインや550PSのV8エンジンを採用し、パワーと俊敏性を極めたモデルです。
2015年 - レンジローバー イヴォーク コンバーチブル
ランドローバーならではの卓越した能力と、羨望を集めるビジュアルスタンスを融合したレンジローバー イヴォーク コンバーチブル。Z型格納式ソフトトップルーフなど、際立つ装備を備えています。 ラグジュアリーコンパクトSUVとして世界初のオープンモデルであり、比類ないオールテレイン性能を堪能できる4×4コンバーチブルSUVです。
極秘モデルとして開発されたVELARコンセプトから、まったく新しいレンジローバー イヴォーク コンバーチブルまで、レンジローバーファミリーは絶えず未知の領域を切り拓いてきました。 あらゆる妥協を排除し、デザインとパフォーマンス、快適性や機能性など、すべてに世界の基準を提示し続けています。
2017年 - 新型レンジローバー VELARの紹介
レンジローバーファミリーのニューフェースである最新モデルが発表されます。見るものを魅了するクリーンなラインとランドローバーのビジョンに基づくデザインが特徴のこのレンジローバー VELARは、快適性、ラグジュアリーそして洗練さを備えた正真正銘のランドローバーであることをお約束します。
2017年 – レンジローバー PHEVとレンジローバー スポーツ PHEV
レンジローバーシリーズ初のプラグインハイブリッド(PHEV)。レンジローバーならではのラグジュアリーと走行性能はもちろん、EVの特長であるゼロエミッションと静粛性を実現しました。レンジローバー スポーツ PHEVは、中国湖南省の「天国の門」へとそびえる傾斜角45度、999段の階段を走破した初の自動車となりました。
2019年 – マイルドハイブリッドテクノロジーの導入
マイルドハイブリッドテクノロジーを搭載した、レンジローバー スポーツ HSTが登場しました。400PSの直列6気筒インジニウムガソリンエンジンの優れた洗練性とともに、マイルドハイブリッド(MHEV)の効率性とパフォーマンスが注目を浴びました。HSTモデルには、専用のインテリア・エクステリアオプションが豊富に用意されています。
2020年 – 50周年を記念したレンジローバー Fifty
レンジローバーシリーズの50周年を記念した、スペシャルエディション「Fifty」。1970台の限定生産です。ラグジュアリーに仕上げられたAutobiographyモデルをベースに、限定のインテリアと特注の22インチホイールを採用。SVOモデルをご希望のお客様は、初代のオリジナルカラーであるトスカーナブルー、バハマゴールド、ダボスホワイトの3色もお選びいただけます。
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