長寿命保証
車両の他の部分と同様、ランドローバーのPHEVに搭載された強力なリチウムイオンバッテリーは、何年にもわたって、どんな状況でも自信を持って運転できるように設計されています。
ここでは、PHEVの電動走行を支える長寿命バッテリーのテクノロジーと、それがどのような形で持続可能な未来のために重要な役割を果たしているかについて、ご紹介します。
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PHEVバッテリーの動作の仕組み
ランドローバーのPHEVに搭載されているバッテリーは、1つの充電パック内に複数のリチウムイオンバッテリーモジュールが組み込まれています。
アクセルを踏むと、バッテリーからの電力により電動モーターがホイールを駆動します。これにより、蓄えられた電力が徐々に消費され、最終的にプラグイン充電が必要な状態になります。 -
PHEVバッテリーの寿命は
PHEVバッテリーは、ランドローバー車両の製品寿命よりも長く使用できるように設計されています。ノートPCや携帯電話に内蔵されている小型のリチウムイオンバッテリーとは異なり、ランドローバーPHEVのバッテリーは長期間、長距離にわたって最適な性能を維持するための特別なテクノロジーを採用しています。
例えば、高度な水冷システムや、充電の繰り返しによる消耗からバッテリーを保護するスマートバッファーが組み込まれています。
役目を終えたバッテリーのリユースとリサイクル
PHEVバッテリーの寿命を延ばすことは、私たちのサステナビリティ戦略の要となっています。
1. ランドローバー車両でのファーストライフ
長年にわたってお客様のアクティブなライフスタイルを支え、ランドローバー車での「ファーストライフ」を終えたPHEVバッテリーは、最終的に新しい行く先を見つけることになります。私たちのサステナビリティへの取り組みはここからも継続します。
2. エネルギー貯蔵装置としてのセカンドライフ
私たちはバッテリーに「セカンドライフ」を与える方法を開発しています。なおも最大で使用可能容量の80%を維持している使用済みバッテリーは、新たな用途で電力を供給することができます。ジャガー・ランドローバーはすでに複数の「セカンドライフ」パートナーと契約し、バッテリーの再利用を進めています。再利用バッテリーは、大規模な送電網サポートシステムから、小型のポータブル版まで、各種エネルギー貯蔵用途に使用されます。